<プロボクシング:WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦>◇1日◇両国国技館
前王者ルイス・ネリ(23=メキシコ)が、挑戦者の山中慎介(35=帝拳)を2回TKOで退けた。
2度の前日計量でリミット53・5キロを下回れず、王座を剥奪。当日の午後0時に58キロのリミットで計量が課せられ、57・5キロでようやくクリアした。そして「60キロで上がった」というリングで山中を破った。試合後、喜ぶネリ陣営には「早く帰れ!」と客席から怒号が飛んだ。引き揚げた控室では「オレたちはやったぞ」と大合唱。試合の映像を念入りに見返し「無敗記録を守れた。チャンピオンの座を失ったことは残念だが、勝てば再び戻ることができる」と勝利の喜びに浸った。(以下省略、引用元山中撃破ネリに「帰れ」と怒号「また日本で試合を」 日刊スポーツ)
英語でコメントした海外ボクシングファンのコメントを翻訳してまとめたのでご覧ください。以下、海外の反応
山中の高いレベルのキャリアが終わってしまって悲しい。ネリは日本のベテランを破壊するためにフェザー級になって戻ってきた。
筋肉増強剤と体重超過のネリとチームが、横たわっている山中の前で祝福しているのを見ると、怒りを抑えるのが難しい。ボクシングには正義なんて何もないんだな。
試合をするべきではなかった。何でもありのネリのやり方は恥さらしだ。
ネリの勝利おめでとう。この勝利は、彼自身と彼のチームにとっては明らかに意味があるだろう。しかし、私には何も意味が無いように思える。体重差は巨大で、試合を進める方向に持っていくべきではなかった。我々は、体重制限がなぜ設けられているのかを再確認するべきだ。
山中慎介はなぜ減量に失敗したルイス・ネリと再戦する必要があるのか。
WBCというのは階級は関係ないんだね。ネリ、お前は恥だ。WBCも同じく恥だ。
ネリにとっては良い結果だろう。あらゆる面で。
3ポンド体重超過の再戦、山中は試合をしない選択肢もあったはずだが、彼は誇り高いし、現実問題として試合ができなければ財政的な問題などのプレッシャーもあったのだろう。関係者全員にとって残念な結果になってしまった。
ネリはスポーツの価値を低下させた。
ルイス・ネリは一つの体で薬物の不正行為と体重超過の不正行為、2度の不正行為をやってのけた。しかし、一つだけ私に憶測を言わせてほしい・・・日本側が体重計に細工したのかな。
ルイス・ネリが山中を破った。すでに5ポンドのウェイトオーバーでタイトルを剥奪されている、それは間違いなく不名誉なことだ。心を打たれたのは真のチャンピオンだったはずの山中のほう。今ものすごく腹が立っている。
山中がこのように去っていくのは悲しい。価値ある新チャンピオンに負けたのであればこの結果を受け入れられるが、実際はそうではない。PEDに手を染め、ウエイトも作れない、不正野郎のネリが相手だ。
計量も薬物テストもパスできずに2階級上の体を作り上げたネリの敗北をいつか見てみたい。ネリと彼のチームは(試合終了後の)山中が治療中なのにリング上でジャンプして大喜びしていた。ルイス・ネリはボクシング界の恥だ!
ネリにはウンザリだ。仮に第1戦の時に薬物をしていなかったとしても、今回の再戦で山中をKOしたのは体重を上乗せできたからというのは間違いない。ただし、山中も左が全く不発だったのは問題だ。
一度不正するやつは何度も不正する。ファック、ネリー。少なくともベルトが剥奪されたことはうれしい。
(Mexican_Puppet)
大半の人は、ネリが本物であることを理解していない。彼はP4Pファイターの仲間入りをしたといっていいだろう。
この男は今回も山中を徹底的にやっつけた。山中は体重が足りていないようで、わずか2ラウンドで破壊されるしかなかった。
今や、ネリはクリーンだったことが証明された。筋肉増強剤に関してもだ。
この男はナチュラルでとても強い。彼はアフリカとメキシコの血が混ざっている。この男こそ本物だ。
(※補足)Mexican_Puppetとは、ボクシングサイトboxingsceneのフォーラムに出没する有名アカウント。メキシコ人ボクサーを賛美し、対戦相手を中傷する連続投稿の常連として有名。山中vsネリ第一戦のトピックでは、投稿の過半数が Mexican_Puppetの投稿だったほど。
ファック、ルイス・ネリ。山中はこんなやつと試合する筋合いはなかったのに。
ネリは全くプロフェッショナルでなく、誰からも尊敬されずボクシングファンからも支持は得られないだろう。
翻訳コメントは以上です。 (コメント引用元twitter、boxingscene)
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