2023年にフランスで開催されるラグビーワールドカップ(W杯)の予選プールの組み合わせが決定し、日本はイングランド、アルゼンチンなどと同じプールDに入りました。
イギリス大衆紙デイリー・メイルが次のように報じたところ、イギリス人ほか世界中のファンから批判が寄せられていました。
(デイリー・メール2020年12月14日付記事から引用)
イングランドは、2023年のラグビーワールドW杯で、日本とアルゼンチンと同組になる「夢のドロー」を手に入れた。しかし、アイルランドとスコットランド両国は(全大会優勝の)南アフリカと同組という困難に直面し、ホスト国フランスはニュージーランドと同じ組になった。
予選プール組み合わせ
■プールA フランス、ニュージーランド、イタリア、南北アメリカ1、アフリカ
■プールB 南アフリカ、アイルランド、スコットランド、アジア/太平洋予選、ヨーロッパ2
■プールC ウェールズ、オーストラリア、フィジー、ヨーロッパ1、最終予選
■プールD イングランド、日本、アルゼンチン、オセアニア1、南北アメリカ2
以下、海外の反応。(引用翻訳元 dailymail1)
(※断りのない場合はイギリス人のコメントと思われます)
これがイングランドにとって夢のグループとは思えないが・・・ ↑90 ↓14
夢のプール?イングランドをノックアウトできる2つのチームがすぐそこにある。日本とアルゼンチンだ。 ↑22 ↓3
アルゼンチンや日本と対戦するのは夢のような組み合わせではないと思う。どちらも非常に良いチームで、イングランドが嫌がるようなラグビーをするだろう。 ↑19 ↓4
いつものように、デイリー・メールはラグビーについて全くわかっていない。日本は素晴らしいホームワールドカップを開催し、アルゼンチンはニュージーランドを破ったばかり(※)のチームだ。それなのになぜ「簡単な組だ」と言えるのだろうか。 ↑81 ↓4
(※補足 参考ニュース)アルゼンチン代表が歴史的初勝利! 30回目の挑戦でついにオールブラックス倒した! | ラグビーリパブリック
2020.11.14
南米ラグビー界の雄、アルゼンチン代表“ロス・プーマス”が、ついに、ラグビー王国ニュージーランドのスター軍団“オールブラックス”を倒した。2020年11月14日にシドニーのバンクウェストスタジアムで対戦し、25-15で金星をつかんだ。
日本とアルゼンチンの最近の調子を考えると、(アイルランドとスコットランドの)プールBと、プールDではどちらも五分五分の「死のグループ」だと思う。 ↑29 ↓1
思い込みは結構なことだけど、他のチームをリスペクトするのがラグビーというものでしょう。 ↑16 ↓2 フィリピン
夢のグループ・・・そのような自己満足の余地はまったくない。日本とアルゼンチンの両チームはいつでもイングランドを打ち負かすことができる。 ↑39 ↓12 アイルランド
アルゼンチンは良いと思うけど、日本は2015年大会のように南アフリカに勝てなかった。イングランドは良くなっているし2023年には優勝するチャンスがあるはず。 ↑6 ↓7
└ 日本だってアイルランドとスコットランドに勝てたじゃないか。アルゼンチンは敵地オーストラリアでワラビーズ相手に2試合連続で引き分けた。ラグビーワールドカップで競争力のあるグループが出てくるのは嬉しいことだ。 ↑7 ↓2
(※補足 参考ニュース)
アルゼンチンが南半球3か国対抗戦2位 豪州と2試合連続引き分け | ラグビーリパブリック
2020.12.05
12月5日にシドニーのバンクウェスト・スタジアムでおこなわれた最終戦は、リードを守れず16-16でノーサイドの笛を聞いたが、アウェイでの2戦引き分けは高く評価される(11月21日の第1戦は15-15)。
└ アルゼンチンは良いチームなのは確か。いつでもどのチームにも勝つことができる。 ↑9 ↓0
NZとフランスはプールで先に対戦するから、決勝までは互いに対戦しないことになる。イングランドは決勝よりも前に敵地パリでフランスかニュージーランドと対戦することになる。アルゼンチンはイングランドに厳しい試練を与えるだろう。しかし、日本など他のチームは簡単に負けるだろう。私のウェールズについては・・・またしてもオーストラリアとフィジーと同組なんだね! ボクスが調子を上げてくれれば、アイルランドかスコットランドが早々に敗退すると思う! ↑12 ↓0
ウェールズはイングランドよりも運が良かったと思う。(ウェールズと同組の)オーストラリアはトライネーションズ(南半球3カ国対抗)で最下位に終わったし、日本はフィジーよりも優れている。
誰がこの記事を書いたんだ?アルゼンチンがNZとオーストラリアと対戦するのを見ていないのか! ↑14 ↓0
日本とアルゼンチンが勝ち進むよ。 ↑18 ↓10 オーストラリア
└ (オーストラリアと同組の)ウェールズとフィジーが勝ち進むよ。 ↑8 ↓1
2019年ファイナルのように、イングランドの傲慢さが再現しないことを願いましょう。 ↑9 ↓1 アメリカ
アルゼンチンはオールブラックスを破ったばかりだし、日本は前回ワールドカップで見事なパフォーマンスを見せた。そのようなチームをディスっているこの記事は傲慢だ。こういった記事を書くから、イングランドは批判に晒されることになる。 ↑23 ↓2
翻訳コメントは以上です。記事内容が「よかった 役に立った」と思われたらブログランキングの投票をしてもらえると励みになります(→リンククリックで投票完了← 1日1票反映)
コメントを投稿
別ページに移動します