(※イギリスDaily Mail Onlineの2021年5月26日付け記事から翻訳)
科学者たちが、バナナの皮、海藻、キャベツの葉などの廃棄食材を、「少なくともコンクリートと同等の強度」を持つ建築資材に変える
日本の研究者たちが、バナナの皮やキャベツの葉などの廃棄食材を利用して、建設用の建材に変える方法を解読した。
東京大学生産技術研究所のチームは、あらゆる種類の食品廃棄物に注目し、木の粉を建築資材に変える際に一般的に使用される「ヒートプレス」という概念を用いた。
木粉の代わりに真空乾燥した廃棄食材を使用し、食品粉末を水と調味料と混ぜ、十分な温度に置いて強度をテストし、混合物の味、匂い、外観にも気を配って監視した。
「私たちの目標は、海藻や一般的な生ごみを使って、少なくともコンクリートと同等の強度を持つ素材を構築することでした」と、本研究の主任著者である酒井 雄也(さかい ゆうや)氏は声明で述べた。
「私たちは食用の廃棄食材を使用していたので、リサイクルの過程で元の材料の味に影響を与えるかどうかにも興味がありました」
この研究の共著者の町田紘太氏によると、カボチャを除いて、すべての材料が「曲げ強度の目標値」を上回ったという。
また、白菜の葉強さは特筆すべきもので、町田氏は「コンクリートの3倍以上の強度を持つ材料ができた」と付け加えた。
このキャベツの葉をかぼちゃの材料に混ぜたところ、研究者を満足させる「効果的な補強」ができたという。
驚くべきことに、廃棄食材をリサイクルしても、その味はほとんど失われていないことがわかった。
味を良くするために塩や砂糖などの調味料を加えても、強度は低下しなかった。
また、腐敗やカビ、虫による悪影響もなく、4ヵ月間空気にさらしても、外観や味に「顕著な変化」は見られなかった。
これらの成果は、第70回日本材料学会年会で「食品廃棄物からの新規建材の開発」として発表される予定である。
このニュースについて海外ユーザーと思われる英語コメントをまとめました。(引用翻訳元 dailymail)
以下、海外の反応(※イギリス、アメリカ、カナダ人のコメントと思われます。)
これは興味深いね!
日本は世界で唯一、建材を味わえる国になる。
耐火性があるかについては言及されていないけど、大した成果だと思う。
これが人間の創意工夫!食品廃棄物問題と資源抽出問題を解決しながら、必要な製品を作る適した方法。
料理のレシピの話かと思った。
ヤギを飼うことは許されていないようだね。
クール、お腹が空いたら家を食べられるのか、ありがとう日本。
バナナの皮で床を作ると、あちらこちらで人が倒れてしまうよ。
数年くらいなら問題点は出てこないと思うけど、将来的に水の侵入とカビの胞子、げっ歯類、虫の侵入がこの物質の破壊につながる可能性はどれくらいあるのだろうか。
「白菜の葉がコンクリートの3倍の強度」 ←どうしても疑ってしまう(笑)。
子どもたちが家の内装や外装を食べてしまいそう。
自分の家の屋根をバナナの皮にするのは最後の手段ということにしてほしい。とても危険。
強度がコンクリート並みならいいけど、生産スピードはコンクリートと同じくらいに安くて速く作れるのだろうか。
製造プロセスで使用されるエネルギーの量を考えると、廃棄食材は堆肥にしたほうがいい。
印象的だけど実用的ではないと思う。どうやって古い食品廃棄物を集めるのか。あらゆる種類の食品廃棄物をテストして、それが機能するかどうかを確認するのだろうか。どうやって不純物が入らないようにするのだろうか。
否定的な意見ばかり言わないようにしましょう。このような研究は、実行可能で地球を破壊しない何かが見つかるまでは、称賛され、奨励されるべきだ。
ピサの斜塔がバナナの皮でこの製法で作られていたらどうなっていただろうか。
この記事を読んでも詳細が良くわからない。
(※補足)東京大学発表の元資料によると、曲げ強度についてはコンクリートの4倍近くと示されています。(情報元 【記者発表】廃棄食材から完全植物性の新素材開発に成功 - 東京大学生産技術研究所)
ワラジムシが歯を研ぐ音が聞こえてくる。
キャベツの匂いがするのかな。
こんな馬鹿げた話を信じるのはミレニアル世代(※1980年前後から2005年頃にかけて生まれた世代)に違いない。
お腹をすかせた子供がたくさんいるのに、「その分を取り除きましょう。そしてそれを具体化します。」なんて素晴らしいアイデアだ。
「あなたの家は本当においしいですよ!」
ビル・ゲイツの合成牛肉も使ってよ。
これで家を作っても、地震や津波が来たら持ちこたえられないよね。
この研究の成功を祈っているよ。
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