写真は三浦建太郎君が寄稿してくれた鷹村です。
— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) May 20, 2021
今かなり感傷的になっています。
思い出話をさせて下さい。
僕が初めての週刊連載でスタッフが一人もいなくて困っていたら手伝いにきてくれました。
彼が18で僕が19です。
某大学の芸術学部の学生で講義明けにスケッチブックを片手に来てくれました。 pic.twitter.com/hT1JCWBTKu
彼がどれほど描けるのか知らないので自分の描いたものを見せて、これに似せて下さい、と。
— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) May 20, 2021
出来上がりに度肝を抜かれました。
あまりにも年齢にそぐなわないのです。
何点が描いてもらった後、すでに僕は彼に興味津々でした。
まだ若かった僕らは手を止め漫画のことを語り合いました。
気になっていたスケッチブックを見せてほしいとお願い開いてみたら、さらに度肝を抜かれ鳥肌が立ちました。
— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) May 20, 2021
そこには妖精が、烙印が、大きな剣を持った剣士が描かれていました。後のパック、ガッツです。
太い鉛筆で描かれたそれは圧倒的でした。
「なんだよこれ?」と聞いたら
「頭の中にあるものです。力をつけてから描きたいと思っています」と。
— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) May 20, 2021
いつから温めていたのだろうか。
すでにそこにはベルセルクはありました。
月日は経って僕ははじめの一歩は連載開始します。
ほぼ並行してベルセルクが発表されます。
苦労話も少し耳にしていました。
しかし確信していました。
絶対にウケる漫画が始まったと。
— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) May 20, 2021
あの建太郎君が力をつけたと自身のことを判断し、満を持して始めた連載なのです。
きっと世間は僕と同じように度肝を抜かれるだろうと確信していました。
そしてそうなりました。
超絶の画力にして渾身の画面。
毎回のエネルギーには尊敬しかありません。
思い出話は終わります。
— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) May 20, 2021
彼とはその時だけですが僕のことを気にしてくれていたと聞いています。
僕も彼と出会えたことが自慢であり誇りです。
勝手に喋ってしまって、ごめんね建太郎君。
いつか最終回読みに行くよ。
上のツイートについて、リプライや引用リツイートで紹介した海外ユーザーと思われる外国語コメントをまとめました。(引用翻訳元 twitter1、2、3、4、)
以下、海外の反応
「はじめの一歩」の漫画家、森川氏と三浦氏の体験談をまとめた素晴らしいスレッド。
三浦建太郎氏の友人であり、「はじめの一歩」の著者でもある森川ジョージ氏から、三浦建太郎氏へのメッセージと心のこもった賛辞が寄せられていた。
RIP(※安らかにお休みください) 三浦さん 、そしてこの投稿を私たちにシェアしてくれてありがありがとう。森川さんの話が聞けて嬉しいです。2人とも私が本当に好きな作者です。
三浦氏が描いた「はじめの一歩」の鷹村の絵は見事。 メキシコ
この素敵なストーリーをシェアしてくれてありがとうございます。R.I.P 三浦建太郎・・・
「いつの日か君と一緒に最終回を読もう」
涙が止まらない・・・
森川氏による三浦氏に関してのとても素晴らしいスレッド(Google翻訳に感謝) カナダ
失礼にあたるかもしれませんが、このスレッドを翻訳して、より多くの人にこのストーリーを知ってもらいたいと思います。 スペイン語圏
三浦先生が亡くなって悲しくてたまりません。でも(ベルセルクの主人公)ガッツはこの状況でも私たちに戦いを挑めと言うでしょうね!素敵なお話をシェアしてくれてありがとうございました!
お二人とも、他に類を見ない天才です。 フランス
この鷹村の絵は素晴らしいね。森川さんでもあんなに細かく正確には描けないと思うくらい凄い。 アルジェリア
これはめちゃくちゃ泣ける。
伝説の漫画家からの美しい言葉。
偉人が偉人を認める イタリア
ここウルグアイでも喪失感を感じています。三浦さんは作品で世界中の人々に感動を届けてくれた。それはアーティストにとって大きな功績でしょう。
悲しみを癒すのに必要な時間を取りながら、自分を大切にしてください。 アメリカ
体にお気をつけください。もし、あなたまで失ったら、私たちはどうすればいいのかわかりません。 アルゼンチン
一歩の作者が三浦氏との初対面を語るスレッドも良かったけど、最後の「いつか、最終章を読ませてもらう」というセリフが心に響いた。
皆さん、これを読んで見てね。森川さんと三浦さんの絆は別格です。 ブラジル
時間があれば、森川先生のこの文章を読んでみてください。本当に泣けるから。
これを読んで嗚咽が止まらないわ。 アメリカ
このような逸話を語ってもらってありがとうございました。あなたの言葉は私の胸を締め付けました。私は「はじめの一歩」の大ファンです。皆様のご健康とご多幸をお祈りします。読者からも愛されているので、いつも楽しみにしています。 アルゼンチン
その当時の彼は嬉しかったでしょうね!何か食べて元気を出してください!私たちも心配しています。体に悪い所があればどうか病院に行ってください。 フィリピン
森川先生、お悔やみ申し上げます😔「はじめの一歩」と「ベルセルク」は昔から読んでいて、どちらの漫画も深く愛しています🧡。お二人は最高です😢。Arigato、(※原文のまま)これをシェアしてくれて。 フィンランド
メキシコは遠い国ですが、日本にいるあなたにお悔やみとハグを送ります。あなたの涙が悲しみから良い思い出に変わることを願って。お大事に。
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